プロポーザル ー TパークのPUBLIC TOILET
こののトイレは、木造・木仕上げの温もりのある建物で、中に入ると各個室の扉はカラフルな色を使っておりますが、これは隣接するバーベキューテントと同じ色に合わせました。ワンスペースにしてエリアを分け、お父さんが女児に、お母さんが男児に付き添うことが出来る新しいタイプのトイレの提案です。
吉田鉄郎(1894~1956) 富山県南砺市福野出身 近代建築の巨人
東京帝大建築科を卒業後、通信省に入り、通信や郵政施設を中心に伝統建築と近代建築を融合させた多くの建築物を手掛ける。
(東京中央郵便局、京都中央電話局や大阪中央郵便局など)
南砺市福野駅前周辺に吉田鉄郎設計の3作品が現存している
①授眼蔵図書館(建築年1919年) ②山田邸増築(建築年1929年) ③旧福野郵便局(建築年1923年)
(公社)日本建築家協会 保存再生会議 年次フォーラムの北陸支部報告(富山)
明治16年に富山県高岡市伏木湊の近代化を進めた藤井能三らによって、わが国初の私立測候所が伏木燈台の一室に設立されました。その後二度の移転、県営、国営への移管を経て、平成10年に無人化され、現在に至るまで気象観測が続けられています。昭和14年に国営に移管される際に塔屋部分が解体されましたが、平成29年に職藝学院によって調査され復元工事が行われました。
(資料提供:高岡市教育委員会、職藝学院)
(公社)日本建築家協会 「地域と建築展」 会場:金沢21世紀美術館
北陸には、厳しい気候と豊かな自然があり、そこには他では見られない建築文化が育まれています。この展覧会を通してこれからの可能性を探ろうと開催されました。当事務所からは、国選定の「高岡市重要伝統的建造物群保存地区」を紹介させていただきました。